世界中の子供たちが国や宗教・人種を越えて作り出す 「世界一大きな絵2020」羽田空港 開催中

 世界中の子供たちが描いた絵をつなぎ合わせて1枚の「世界一大きな絵」を作ることを目的としたプロジェクト「世界一大きな絵」は、世界中の子どもたちが、国や宗教・人種を越えて1枚の「世界一大きな絵」 を完成させることにより、共通の喜びを分かち合い、情操を育み、世界平和に対する意識を育てていくことを目的としたもの。1996年にバングラデシュから始まり、以降、日本はもとより世界中で「世界一大きな絵」を作る活動を展開している。

 2012年にはロンドンオリンピック開催中の英国でも世界一大きな絵を完成させたのだが、2020年に東京でのオリンピック開催が決まったことから、それまでに完成する絵をすべてつなぎ合わせて「世界一大きな絵2020」を製作し、東京オリンピックの会場で披露する計画を企画しているという。

 その「世界一大きな絵2020」プロジェクトによる『第3回「世界一大きな絵2020」羽田空港展覧会』が10月1日〜11月20日の日程で、羽田空港国内線第1ターミナル6Fのスカイギャラリーで開催中だ。

 19日にはチャリティーレセプションが開催され、このプロジェクトを運営している「特定非営利活動法人アース・アイデンティティー・プロジェクト」の名誉会長を務める内閣総理大臣夫人の安倍昭恵さん、松原忠義大田区長、東京都教育委員会の粉川貴司地域教育支援部部長らが出席した。

 安倍名誉会長は挨拶で「一人ひとりがつながっていくことが真の平和を作るという意味では、この世界一大きな絵というのはとても平和に貢献する素晴らしいプロジェクト」とこのプロジェクトの意義を語った。