いつでも新鮮な状態のだしパック

腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ!

 和食がユネスコ無形文化遺産になり、世界各国から注目されているのが、和食の基本となるだし文化。中でも鰹節は大注目。1699年創業の鰹節専門店のにんべんの戸田山さんが、家庭で手軽に出汁がとれる人気商品を紹介。

「『本枯鰹節 薫味だし かつお』と『同 かつお・こんぶ』が普通のだしパックと違うところは、1つずつ個別包装をしているところです。外袋に密封チャックはついてますが、一回でも開けると、空気に触れてしまうので、そこから味や香りが酸化してしまう。ですから、1つずつ個別に小袋に入れ、窒素ガス置換し、中を無酸素にすることで、常に新鮮な状態でお使いいただける工夫をしました」

 包装に秘密あり。しかし、もちろん味の秘密はそれだけではない。

「化学調味料は完全無添加で、使用する素材についてもこだわっています。例えばかつお味は、国内産の本枯節に、味付けは国産丸大豆天然醸造の特選下総醤油とクリスマス島の天日塩を使用。そしてさらに、素材にあまり熱を加えない乾燥法を用い、だし本来の味と香りにこだわりました。ですから、これにお湯を注ぐだけで、お吸い物として十分おいしく召し上がっていただけます。また、醤油と塩で味付けしていますので、中身を開けてチャーハンや、雑炊などにもお使いいただけるほか、調味料として煮物や炒め物の味付けにも便利です」

 いろいろアレンジができそう。戸田山さんおススメの食べ方は?

「トマトの味噌汁です。うまみ成分であるイノシン酸がたっぷり入ったかつお節だしに、野菜の中でもグルタミン酸を豊富に含むトマトは、とても相性が良く、お互いがうま味を引き立ててくれます。ぜひ『本枯鰹節 薫味だし かつお・こんぶ』でだしをとって、トマトの味噌汁をお試し下さい」

株式会社にんべん 経営企画部 部長 戸田山伸一さん
「だしは水の硬度により出方が変わります。京都の料理人は東京のほうが水の硬度が高いので、だしが出にくいと言います。ヨーロッパは超硬水なので、だしを取る場合は水も持って行くんですよ」