産経前ソウル支局長に無罪判決
NEWS HEADLINE<PHOTO OF THE WEEK>2015.12.11〜2015.12.24
韓国の朴槿恵大統領の名誉をコラムで傷つけたとして在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長に対する判決公判が17日、ソウル中央地裁であり、李東根裁判長はコラムの公益性を認定し、無罪(求刑懲役1年6月)を言い渡した。
この問題について韓国政府は「あくまでも司法問題であり、日韓の外交問題ではない」という立場を取っていたが、判決前に韓国外務省が検察を通じて裁判所に「善処」を求める文書を提出するなど大きく方向転換。司法の独立の観点からは異例の対応を見せた。
韓国の検察当局は22日、控訴することを断念し、上訴放棄書を裁判所に提出。加藤前支局長の無罪判決が確定した。