不振続く東芝1万600人削減へ

NEWS HEADLINE<PHOTO OF THE WEEK>2015.12.11〜2015.12.24

 経営再建中の東芝は21日、不振が続く家電事業と本社で早期退職や配置転換を行い、来年3月末までに計約7800人を削減するなどのリストラ策を発表した。既に決めた半導体関連と合わせると削減規模は計約1万600人に達する。平成28年3月期に構造改革費用2600億円を計上し連結最終損益は過去最悪の5500億円の赤字になる見通し。

 室町正志社長は21日夕、東京都内の本社で会見し、「経営者として深く責任を感じている」と述べた。