今週の“人” ジハーディ・ジョン

(提供:REX FEATURES/アフロ)

「イスラム国」(IS)は19日にオンライン英字機関誌「ダービク」で、フリージャーナリスト後藤健二さんらを殺害した通称「ジハーディ(聖戦士)・ジョン」と呼ばれた覆面姿の男の死亡を確認した。

この男は、クウェート生まれで英国籍のモハメド・エンワジ容疑者とみられている。昨年1月に殺害された後藤さんのほか、米英の人質を斬首殺害するビデオに黒装束の覆面姿で登場。ISの国際宣伝役を務めていた。

ジハーディ・ジョンについては昨年11月に米軍が無人機で攻撃。ISの掃討作戦を実施する米軍主体の有志連合のウォーレン報道官が「(殺害されたのは)かなり確実」と述べていたが、ISはこれまで確認していなかった。