2・13 SB 鈴木と坂本が宿敵に連敗 内藤は逆転KOで復帰戦飾る
2連敗に呆然の坂本(右)(撮影・神谷渚)
セミファイナルではSB日本スーパーウェルター級王者の坂本優起が、昨年8月の30周年記念大会で敗れた北斗拳太郎を迎え撃ったものの、3-0の判定で敗れ2連敗を喫した。
左右のフックを連打しながら前へ前へと出続ける北斗。打ち合いに応じる坂本だったが、クリーンヒットは北斗のほうが上。距離が詰まると北斗は首相撲からのヒザ攻撃を放つなど優勢に試合を進める。北斗のプレッシャーはラウンドを重ねても衰えることはなく、ジャッジ2人が30-28、1人が30-29で北斗を支持した。
北斗は試合後のリングで「シーザー老師、私は70kg王者に2度勝つことができた。今後、SB代表として外敵とやらせてもらうことを検討してくれ。SBの掟は俺が守る」と『北斗の拳』のケンシロウのキャラのままシーザー武志SB協会会長にアピールした。
一方、前回の対戦では再延長戦の末の敗戦だったが、今回は本戦できっちりと方を付けられてしまった坂本。果たして巻き返しはなるのか…。