2・13 SB 鈴木と坂本が宿敵に連敗 内藤は逆転KOで復帰戦飾る
【写真上】内藤(手前)の右ストレートで小笠原はがっくり腰を落とす【写真下】勝ち名乗りを受ける内藤(撮影・神谷渚)
昨年8月の「BLADE 55kg日本トーナメント」にSB代表として参戦した内藤大樹がSB復帰戦でREBELSの小笠原裕典と対戦。3R14秒、KOで破り復帰戦を飾った。
内藤は同トーナメントでは決勝に勝ち上がったものの、那須川天心に敗れ準優勝。小笠原は内藤と逆ブロックで出場。準決勝で那須川に敗れベスト4の終わっている。
那須川へのリベンジに燃える内藤にとって小笠原は絶対に落とせない相手だったが、2Rに右フックと死角から飛んできた小笠原の飛びヒザの前にダウンを喫する。しかし立ち上がると、突進してきた小笠原を組み止め鮮やかな首投げでシュートポイント1を奪い返し、フックの連打で反撃。ラウンド終盤にはフロントチョークを決めかけるなど、最大のピンチを乗り切った。勝負のかかった最終3R、倒しにきた小笠原がバックブローを放ったところに内藤のカウンターの右ストレートがクリーンヒット。開始13秒の衝撃KOで逆転勝利を収めた。
内藤はリング上で「今年は自分がSBを引っ張っていけるように頑張ります。去年8月に那須川選手に倒されているんで、絶対リベンジします」とアピール。試合後の会見でも「久々の試合で1Rは硬くなってしまった」と試合を振り返り、SB同級1位の植山征紀が対戦要求していることについて、「いつでもかかってこいって感じ。SBのランカーに判定までいくつもりはない。那須川選手にたどり着くまで全勝してリベンジしたい」と改めて那須川戦をアピールした。