“見せる収納”で美しい名器たちを活かす|人気のポーセラーツとハンガリーが誇る“ヘレンド”のインテリア活用術
「インテリア」「デュアルライフ」「海外暮らし」をはじめ、不動産にまつわる様々な情報をご紹介。
著者:パップ英子 “FinoMagazin”(フィノマガジン)主宰(編集長)
ハンガリー在住コラムニスト。
食品会社でワインインポーター業務に従事した後、都内の広告代理店に転職。コピーライター、ディレクターとして勤務。百貨店やデパート、航空会社、ベビー・ブランド等のクリエイティブ広告で、インテリア製品のコピーライティング、ディレクション等を数多く手がける。
2013年、夫の国ハンガリーに移住後も育児に奮闘しながら執筆業に邁進。日本の雑誌(出版社)でハンガリー紹介記事(取材・撮影・文)を担当。また、自身とハンガリー人クリエイターとで運営するブダペスト発ウェブメディア“FinoMagazin”でもインテリアを含めたライフスタイル全般コラムを連載。美容メディアにてビューティ・コラム連載、その他、企業のWEBサイトや企画書制作、日本のTV局、広告代理店、メーカーからの依頼でハンガリー現地ロケ・コーディネート等、多岐に渡る業務をこなしている。
自身主宰のハンガリー情報WEBメディア “フィノマガジン”
http://www.finomagazin.com/
前回はハンガリー家庭のキッチン・インテリアについて特集しましたが、前回からのキッチンつながりで今回は食器について、ハンガリーが誇る高級陶磁器ブランド“ヘレンド”を特集。美しい陶磁器をお部屋のインテリアに活用する方法をご紹介します。
■趣味や習い事として大人気のポーセラーツ
前回はハンガリー家庭のキッチン・インテリアについて特集しましたが、前回からのキッチンつながりで今回は陶磁器製の高級な食器について、素敵な収納術も踏まえてご紹介したいと思います。
皆様は、20代後半~50代くらいの女性達の間でよく話題に上る「ポーセラーツ」という言葉をご存知でしょうか。
ポーセラーツとは磁器のポーセリンとアートを組み合わせた造語で、多くの白磁や転写紙の中から自分の好みのものを選んでラクに絵をつけることができる習い事のひとつ。世界でたったひとつの自分だけのオリジナル食器や小物が手軽に作れるので、その魅力にハマる女性が増えているそうです。
写真は、ポーセラーツ教室で、白磁のマグカップに好きな転写紙を貼り終えた後、専用ペンでラインを描き足している様子。
さまざまなデザインの転写紙があるので、食器の大きさに合わせていくつか転写紙を組み合わせると、自分だけのオリジナルの柄をつくることができるそうですよ。