ローマとロシア 教会トップ初会談

2016.2.5〜2016.2.18 NEWS HEADLINE<PHOTO OF THE WEEK>
12日、ハバナの国際空港で共同宣言に署名したローマ法王フランシスコ(左)とロシア正教会のキリル総主教(写真:代表撮影/ロイター/アフロ)

 ローマ・カトリック教会を率いる法王フランシスコは12日、キューバの首都ハバナの国際空港で、東方正教会の最大勢力であるロシア正教会のキリル総主教と会談。両教会のトップが会談するのは初めて。教義の違いなどをめぐって1054年に分裂したキリスト教の東西の教会は、本格和解に向けて歴史的な一歩を踏み出した。

 共産主義国の崩壊後、東欧をはじめ旧ソ連圏でカトリックが影響力を拡大。特にウクライナでの布教をめぐってロシア正教会側が強く反発してきた。今回の会談ではこの対立は棚上げし、イスラム過激派によるキリスト教徒迫害といった両教会の共通課題への対応を優先した。

六本木ヒルズで田植えイベント 初夏の風物詩3年ぶりに戻る
ビル放火容疑者死亡<ニュースな写真>
北京五輪、いまだチケット販売決まらず<ニュースな写真>
カザフのデモが暴徒化<ニュースな写真>
マグロ初競り1688万円<ニュースな写真>
立民新代表に泉健太氏<ニュースな写真>