星野源にCDショップ大賞「大賞は全然違う!」
全国のCDショップ店員が選ぶ『CDショップ大賞 2016』が9日発表され、星野源のアルバム『YELLOW DANCER』が輝いた。星野は「前回のアルバムでは準大賞をいただいて、すべてのアルバムで入賞させていただいています。ディカプリオのように大賞はもらえないかと思っていたんですが、彼が(オスカーを)受賞した同じ年に受賞できてうれしい」と喜びを爆発させるとともに、「大賞は全然違いますね。“準”と“大”の間には大きな川が流れている…」と話した。
受賞作品の『YELLOW DANCER』は、星野いわく「やりたいと思ったことをやった」。幼少期から親しんでいたというブラックミュージックをJ-POPと融合させて、自分の音楽を作ったという。「聴きどころはスネア。大きなスピーカーで聴いてもらうと分かると思うんですが、止まるんです。バスドラとスネアのバランスを聴いて」と、PRした。
準大賞には、水曜日のカンパネラ『ジパング』、WANIMA『Are You Coming?』が選ばれた。水曜日のカンパネラのコムアイは準大賞であることを素直に悔しがり、現在制作中という次回作に期待してほしいとメッセージを送った。
『CDショップ大賞』は全国のCDショップ店員の投票のみで選出される賞で、『CDショップ大賞 2016』は2015年1月1日〜同12月31日までにリリースされたベスト盤を除く邦楽オリジナルアルバムが選考対象。クラシック賞、ジャズ賞、演歌賞、マエストロ賞などが設けられている。