3・20「Krush.64」-55kg王者・堀尾竜司、寺戸戦は必ず名勝負になる!「僕と寺戸選手は絶対に噛み合う。この試合を見ないと後悔すると思います」
3月20日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.64」の[Krush-55kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者・寺戸伸近と対戦する第4代王者・堀尾竜司のインタビューを公開!
——試合に向けての仕上がりはいかがですか?(※インタビューは公開練習後の囲み取材のもの)
「今回、寺戸選手とやることが『新K-1伝説』で発表されたのですが、実は12月の暮れには寺戸選手対策をやっていて、今まで通りの練習が出来ています」
——正式に対戦が決まる前から寺戸選手と戦うことを考えていたのですか?
「はい。初防衛戦でハキム・ハメッシュと戦う前から、いつかは寺戸選手とやると決めてたので、正式に決まってうれしい気持ちがありますね」
——これまでどういう目で寺戸選手のことを見ていましたか?
「僕がチャンピオンになる前から軽量級で戦うファイターとして尊敬し、目標にしていて、超えなきゃいけない壁だと思っていました。ファイトスタイル的にも、僕はパンチも蹴りも両方使って、前に出て力を出し切って打ち合って、お客さんの歓声を背に戦うのが好きなんですね。寺戸選手もほとんど同じだと思うので絶対に噛み合うと思います」
——寺戸選手の試合でどの試合が印象に残っていますか?
「2014年2月に鈴木優也選手とやった試合ですね。鈴木選手は寺戸選手よりも格下だったのに上手く戦っていて、めちゃくちゃ寺戸選手のことを研究していたと思うんですね。それでも寺戸選手は寺戸選手らしい戦い方で押し切って、それはさすがだなと思いました」
——対戦相手としてどこを警戒していますか?
「一番は打ち合いですね。寺戸選手はパンチが上手くて伸ばしてくるし、蹴りもないことはない。打ち合いになることを予想しつつも、そこも警戒してやらなきゃいけないと思っています」
——キャリアや過去の実績では寺戸選手の方が上ですが、今回は堀尾選手が防衛戦で迎え撃つ立場です。王者としてどんな試合をしなければいけないと思いますか?
「もちろん寺戸選手に勝って、デビューした頃から高い壁だと思っていた選手を乗り越えたいという気持ちもあります。でもKrushのチャンピオンは僕なんで、寺戸選手よりも高い壁であることを証明しなきゃいけないと思います」
——昨年8月にベルトを獲って初防衛にも成功して、王者の自覚は強くなってきましたか?
「初防衛戦のようなしょうもない試合は見せせちゃいけないと思います。そして僕に挑んでくる選手に感じてもらいたいのは、僕はKrushのリングでベルトをかけて戦う以上、前に出て打ち合う熱い試合をしなきゃいけないと思っています。だから挑戦者にも同じことを感じてもらって、僕のベルトに挑んで欲しいと思います」
——今年はどんな1年にしたいと思いますか?
「今年の抱負は全試合KOで勝つことです。またチャンピオンとして努力するつもりですし、寺戸戦へ向けても努力しています。それを続けるためにもまずは3月の防衛戦で勝たなきゃいけないと思います」
——最後にこの試合を楽しみにしているファンのみなさんにメッセージをいただけますか?
「はっきり言いきっちゃいますけど、この試合を見ずに帰ると後悔すると思います。最後まで目を離さずに僕と寺戸選手の試合を見て欲しいです」