サッカーW杯アジア2次予選メンバー発表 川島とハーフナーが代表復帰
日本サッカー協会は17日、都内で会見を開き、「2018ワールドカップ(W杯)ロシア アジア2次予選」アフガニスタン戦(24日、埼玉スタジアム2002)とシリア戦(29日、同)の代表メンバー24人を発表した。
今回もハリルホジッチ監督自らがスクリーンを使ってのメンバー発表。
GKの川島永嗣(ダンディー・ユナイテッド)が昨年6月以来、約9か月ぶりの復帰を果たした。ハリルホジッチ監督は「川島は数カ月代表にはいなかった。そしてプレーもしていなかった。ようやく最近、スコットランドでプレーするようになった。しかし彼には経験とクオリティーがある。そしてA代表で数年間先発だったが、今度は彼が先発を奪わなければいけない立場になっている。ただ彼と話している時、戻ってくるという野心は強かった。それがなかったら呼んでいないと思う。まず彼のフィジカルがどのような状態か把握するために呼んだ。プレーはしないかもしれない」と話した。
FWではハーフナー・マイク(ADOデン・ハーグ)が2014年10月以来、約1年5か月ぶりの代表復帰となった。ハーフナーは今季オランダリーグで13得点を挙げている。ハリルホジッチ監督は「我々のチームにはここまで身長の高い選手はいなかった。このようなFWを使った場合、ヘディングが強いところが興味深い。どのような発展を遂げているかを見るために呼んでいます」と話した。
FWでは小林悠と金崎夢生といったところが“新鮮力”。ハリルホジッチ監督は「小林は数カ月見続けてきた。彼にもチャンスを与えたいと思っていた。ゴールゲッターとしてのクオリティーがある。金崎にもチャンスをつかんでほしい。運動量が多いし、頑張り屋で興味深い選手。彼のクオリティーをしっかりと代表にもたらしてくれるかなと思っている。特にゴールを取る場面で」と話した。
日本は現在、アジア2次予選グループEで5勝1分けの勝ち点16でトップに立っている。最終予選には各組1位の8チームと2位の成績上位4チームの計12チームが進出する。
川島永嗣 ダンディー・ユナイテッド(スコットランド)
東口順昭 ガンバ大阪
西川周作 浦和レッズ
林 彰洋 サガン鳥栖
DF
長友佑都 インテル・ミラノ(イタリア)
槙野智章 浦和レッズ
森重真人 FC東京
吉田麻也 サウサンプトン(イングランド)
藤春廣輝 ガンバ大阪
酒井宏樹 ハノーファー96(ドイツ)
酒井高徳 ハンブルガーSV(ドイツ)
昌子 源 鹿島アントラーズ
MF
長谷部誠 アイントラハト・フランクフルト(ドイツ)
柏木陽介 浦和レッズ
香川真司 ボルシア・ドルトムント(ドイツ)
清武弘嗣 ハノーファー96(ドイツ)
山口 蛍 ハノーファー96(ドイツ)
原口元気 ヘルタ・ベルリン(ドイツ)
FW
岡崎慎司 レスター・シティー(イングランド)
本田圭佑 ACミラン(イタリア)
ハーフナー・マイク ADOデン・ハーグ(オランダ)
小林 悠 川崎フロンターレ
金崎夢生 鹿島アントラーズ
宇佐美貴史 ガンバ大阪