3・21修斗 竹中が無敗で環太平洋フェザー級王座奪取
歓喜の竹中(撮影・辰根東醐)
竹中は「フェザー級には強い選手がたくさんいる。そこで生き残って上に上がっていきたい」と話し、「世界のベルトが欲しいので、世界戦を組んでほしい」とアピールした。
この日は「フェザー級三大決戦」と銘打たれ、タイトル戦を含む後ろ3試合はフェザー級の注目の試合がマッチメークされた。
昨年11月の修斗初参戦で2014年新人王の服部賢大を1RKOした安藤達也が海老原洋輔と対戦。極めが得意な海老原が下からアームロックを狙うところにパウンドを落とし続け1R1分7秒、KOで勝利を収めた。
続くセミファイナルには昨年のインフィニティリーグで3勝1分と無敗だったものの、勝ち点の差で小蒼に優勝を譲った岡田遼が登場。約3年ぶりの修斗参戦となる徹肌ィ朗と対戦した。
徹は日本でも屈指の寝技師。“門番”的な存在で、堀口恭司、佐々木憂流迦といった後にUFCに巣立っていった若い選手たちと戦い、敗れはしたもののハイレベルな戦いを繰り広げてきた選手。この3年の間にもグラップリングの大会に出場するなどその実力に衰えはない。