3・21修斗 竹中が無敗で環太平洋フェザー級王座奪取

岡田(左)は徹に付け入るスキを与えず(撮影・辰根東醐)

 岡田は1R終盤にスタンドからアームロックを狙われた場面をしのぐと、もぐろうとしてうつぶせに近いポジションになった徹にパウンドを落とし続け、大きなダメージを与える。ゴングに救われた形となった徹は2R以降もなんとかグラウンドに持ち込もうとするも岡田は距離を取って打撃で勝負。組み付かれてコーナーに押し込まれても体勢を入れ替え、ヒジを入れるなど徹を圧倒。ジャッジ三者が30-27で岡田が勝利を収めた。

 昨年の新人王決定トーナメントMVPのバンタム級の田丸匠は大里洋志と対戦。田丸は開始早々、パンチから組み付くと足をかけテイクダウンに成功。一度は立たれるが、大里がタックルにきたところをつぶしてギロチンチョークから左腕を十字固めにとらえ、1R3分13秒、腕ひしぎ十字固めで一本勝ちした。

 今年はバンタム級で行われているインフィニティリーグ。この日は北原史寛と梶川卓が対戦し、北原がグラウンドで圧倒し、20-17、20-18、20-18の3-0の判定で勝利を収めた。