7・17修斗 飛鳥拳が世界フライ級新王者に! 女子の浅倉カンナが一本勝ちで修斗デビュー
石橋(左)がスリーパーで安藤を破る(撮影・蔦野裕)
セミではフェザー級の注目の一戦、石橋佳大vs安藤達也が行われ、石橋が2R2分4秒、スリーパーホールドで一本勝ちした。
石橋は約1年5カ月ぶりの復帰戦。かつては根津優太の環太平洋王座に挑戦。あと一歩まで追い込むなど、その実力は折り紙つきなのだが、この休養の間にフェザー級は他団体からの実力者の参戦や安藤のようなニューフェイスの登場でやや影が薄くなっていたのも事実。石橋にとってはいきなり生き残りをかけたシビアない試合となった。1Rから安藤が打撃とタックルで攻め込むと、石橋も組み止めてはグラウンドに引きずり込む。めまぐるしく攻守が入れ替わる展開のなか、石橋は下からの腕十字で安藤をヒヤリとさせる。2Rに入ると打撃でも石橋が優勢に。最後はタックルからテイクダウンに成功。バックをキープするとチョークスリーパーをがっちりと決め、一本勝ちを収めた。
この日はHEATなどで活躍していた祖根寿麻が修斗初参戦で元ライト級環太平洋王者の土屋大喜を判定で破り、気勢を上げた。フェザー級戦線も役者が揃って、目が離せない展開となりそうだ。