【都知事選】本紙コラムニスト・小池百合子氏が都知事選圧勝
頭を下げる増田氏(左)と石原都連会長(写真:アフロ) 鳥越氏が敗戦の弁(写真:アフロ)
もともと演説の回数も他の有力候補と比べ極端に少なく、支持は広がらなかった。結局134万6103票。前回の宇都宮氏の98万票に36万票の上積みに終わった。
知名度で劣る増田氏はとにかく顔を売り、そして組織票を固める選挙となった。演説も多くこなし、選挙権のない若い世代とも積極的に対話するなど懸命の選挙戦を展開した。しかし自民党東京都連が都連会長の石原伸晃経済再生担当相、幹事長の内田茂都議らの連名で「非推薦候補を応援した場合は、除名等の処分の対象」という文書を配布。それも議員本人だけでなく「親族などを含む」という強烈なもの。
これにはさすがに有権者の中に「やり過ぎ」の空気が漂った。
表立って小池氏を支援したのは若狭勝衆議院議員、小池氏の選挙区だった豊島・練馬区議ら少数だったが、24日には自民党の総務会長も務めた笹川堯氏が応援に入るなど、都連の締め付けも壊滅状態。自民党支持者の50%あまりが小池氏に流れてしまうなどむしろ逆効果となってしまった。
また26日に増田氏の決起大会にやってきた石原慎太郎元都知事が小池氏に対し「厚化粧」とセクハラまがいの発言。増田氏は身内に足を引っ張られた格好で結局179万3453票の次点に終わった。
ちなみにこの「厚化粧」については鳥越氏も便乗?して小池氏を「厚化粧の人だけではないんです」と発言。応援演説に来た蓮舫氏にやんわり諭され撤回するという場面もあった。
知名度で劣る増田氏はとにかく顔を売り、そして組織票を固める選挙となった。演説も多くこなし、選挙権のない若い世代とも積極的に対話するなど懸命の選挙戦を展開した。しかし自民党東京都連が都連会長の石原伸晃経済再生担当相、幹事長の内田茂都議らの連名で「非推薦候補を応援した場合は、除名等の処分の対象」という文書を配布。それも議員本人だけでなく「親族などを含む」という強烈なもの。
これにはさすがに有権者の中に「やり過ぎ」の空気が漂った。
表立って小池氏を支援したのは若狭勝衆議院議員、小池氏の選挙区だった豊島・練馬区議ら少数だったが、24日には自民党の総務会長も務めた笹川堯氏が応援に入るなど、都連の締め付けも壊滅状態。自民党支持者の50%あまりが小池氏に流れてしまうなどむしろ逆効果となってしまった。
また26日に増田氏の決起大会にやってきた石原慎太郎元都知事が小池氏に対し「厚化粧」とセクハラまがいの発言。増田氏は身内に足を引っ張られた格好で結局179万3453票の次点に終わった。
ちなみにこの「厚化粧」については鳥越氏も便乗?して小池氏を「厚化粧の人だけではないんです」と発言。応援演説に来た蓮舫氏にやんわり諭され撤回するという場面もあった。