ZST.52 山田崇太郎が第5代ウェルター級王座獲得
宮田(左)と宇野(撮影・神谷渚)
セミファイナルでは植松直哉とGT(グラップリング)タッグ王座に就く宇野薫がGTタッグマッチで宮田和幸と対戦した。試合は15分3本勝負。一本を取られた選手は退場。タッチは5回までというルール。宇野は嶋田裕太、宮田は橋本知之をそれぞれパートナーにゴングが鳴る。
パートナーの2人は柔術の使い手とあって、宇野、宮田ともに息の抜けない緊迫のグラウンドの展開に。しかし宮田がバックを取ると会場から「ジャーマン!」の掛け声がかかる。その声に応えなんとかジャーマンを狙う宮田だが、そう簡単に宇野も投げられない。試合時間が残り1分になろうとしたところで、女性ファンが「ジャーマンお願い!」の悲痛な叫び。
宮田は残り30秒でついにジャーマンで宇野を投げ切った。
しかし試合はともに一本を取ることができず引き分けに終わった。