「Krush.68」で王座防衛の小澤海斗が改めて武尊との対戦を熱望

野杁(左)と東本

 名古屋出身で凱旋試合となった野杁正明は中国のワン・ポンフェイに1RKO勝ち。「KOで終われたことは満足だが、もっと強い相手とやりたかった」と試合を振り返った。そして試合後にゲーオとの対戦をアピールしたが「組まれるならゲーオ選手にしっかりリベンジしたうえでベルトをもらいたいという思いはある。でもゲーオ選手は次回のK-1で山崎選手とのタイトルマッチが決まっているので、僕はいつ組まれてもいいように準備をしておくだけ。それまでに組まれた相手をしっかり倒してゲーオ選手の前に立ちたい。“ゲーオ選手に初めて黒星をつける日本人は僕だ”とずっと言い続けてきたので、ゲーオ選手にしっかり勝ってもらって僕が黒星をつけたい」と話した。

 4月に大阪のMAD MAX GYMからチームドラゴンに移籍し、その初戦でキャリアで勝る泰斗からKO勝利でを収めた東本央貴は「すごいプレッシャーで練習も大変だったが、取りあえず勝てて良かった。久しぶりに楽しめた試合。楽しんで試合をやれば勝てるんだな、ということが分かった」と振り返った。

 チームドラゴンについては「何の練習でも限界を越えるまで追い込まれる。あれだけ練習したんだから、と気持ちの面でも試合で余裕が出るようになった」と話した。しかし東本が戦う-63kgは同門の佐々木大蔵が王者ということもあり、今後の目標については「取りあえずどんどん試合を組んでもらって、ひとつひとついい勝ち方をして、どんどん有名になることが今の目標です」とした。