「Krush.68」で王座防衛の小澤海斗が改めて武尊との対戦を熱望

堀尾(左)と石田

 3月にKrush-55kg王座から陥落し、5カ月ぶりの復帰戦で倉崎昌史を3RKOで下した堀尾竜司は「KO勝ちができてうれしい。また試合の中で技術が向上していることが分かった。今まではKOするときは飛びヒザなど派手な技を用意していたが、今回は試合をやっている中で、技の流れが冷静に見えていた。今までも冷静に見ていなかったわけではないが、頭の中でKOまでの構成ができるようになった」と試合を振り返った。

 そして次の目標として「失ったベルトを獲り返すこと。相手は寺戸選手がいいんですが、ベルトを持っている選手なら誰でもいい。倒す準備はできている。Krushの-55kgのベルトを狙っています」と語った。

 その堀尾は9月30日に開催される「Krush.69」で石田圭祐と対戦することが発表された。2人はこれまで2度対戦し、堀尾の2勝となっているがいずれも小差の戦い。昨年の2度目の対戦以降、石田は3連勝でリベンジマッチにこぎつけた。

 石田が「2回ともさほど差もなく負けてしまった。今回は圧倒的に差をつけてKOで勝とうと思っている」と話せば、堀尾も「もう2度とやらなくてもいいくらいのKO劇を見せようと思っています」と応じる。

 同日には寺戸伸近vsチャールズ・ボンジョバーニのタイトル戦が行われる。
 次期挑戦者決定戦とうたわれてはいないものの、この試合の勝者が次期挑戦者の最右翼となることは必至とあって、激しい戦いとなることが予想される。

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