9・25 RIZIN MMAデビューの山本美憂が無念の一本負け
クロン(奥)はグラウンドで所をコントロール(撮影・上岸卓史)
メーンではクロン・グレイシーと所英男が対戦。1R9分40秒、チョークスリーパーでクロンが勝利を収めた。クロンは大晦日の山本アーセン戦に続き、RIZINのリングで2連勝となった。
試合は序盤こそパンチの攻防が見られたが、接近戦からグラウンドに移行すると終始クロンがリードする展開に。所も局面ごとに対応するものの、最後もラウンド終了間際にきっちり極めたという印象。
それは試合後の所の「とにかくなんもできなかったというか、出せなかったというか。全部で負けたっすね。全部で何もさせてもらえなかった。本当に完敗です」というコメントでもうかがえる。
クロンは所について「もともと手強い選手と認識していて、日本ではレジェンドと呼ばれていて、世界中の選手と長きに渡って闘ってきていますし、トップレベルの選手だと思っています。なので私もそれに負けないようにたくさんトレーニングしましたし、最悪のことを想定しつつも“そんなことはあり得ない、必ず勝つ”という気持ちで試合に臨みました」と語った。