Krush.70 佐々木が-63kg初防衛 -67kgは塚越が悲願の初戴冠
新チームKRESTとしての初陣。前王者の山崎秀晃(左)もセコンドについた(撮影・上岸卓史)
2Rに入るとローの打ち合いから徐々に佐々木がペースを握り始める。佐々木が左ボディーブローからの右フック。そこに岩崎が左フックを放つと佐々木も左フックを合わせダウンを奪う。後がない岩崎は3Rラッシュをかけるが、しのいだ佐々木は中盤以降は印象的な重い右フックを主体に盛り返す。ジャッジの一人が30-26をつけるなど、危なげなく勝利を収めた。
試合後、佐々木はリング上で「今日はKREST所属として出場したんですが、今まで14年間、前田憲作先生にお世話になったということは変わりのないことです。14年間ありがとうございました。これからは渡辺代表率いるKRESTでみんなで一緒に戦っていく。常勝軍団と言われたチームドラゴン以上にKRESTを常勝軍団にしたい」と話し「来年2月、ライト級トーナメントがK-1で行われるんですけど、-63kgのチャンピオンとしてエントリーお願いします」とK-1への出陣をアピールした。