トランプ氏に「体触られた」
2016.10.7〜2016.10.20【NEWS HEADLINE】PHOTO OF THE WEEK
トランプ氏にキスされるなどの被害を受けたと主張する女性(右)と弁護士が14日に記者会見(写真:AP/アフロ)
米大統領選の第2回テレビ討論会が9日にセントルイスのワシントン大学で開かれ、共和党候補、ドナルド・トランプ氏(70)は2005年のテレビ番組収録の際、「有名人ならば女を思うままにできる」などと発言していたことについて、「家族と国民に謝罪する。ロッカールームでの話のようなものだ」と釈明。そして、元大統領に矛先を向け、「ビル(元大統領)を見てみろ。私の場合は言葉だが、彼は行動に及んでおり、ずっと悪質だ」と反撃した。
14日にはトランプ氏の新たなセクハラ疑惑が浮上。トランプ氏がホスト役を務めたテレビ番組「アプレンティス」に出演したことがある女性(41)がカリフォルニア州ロサンゼルスで記者会見し、2007年にビバリーヒルズのホテルでトランプ氏にキスされ、体を触られたと主張した。トランプ氏は「彼女のことは多少覚えているが、ホテルで会ったことは一切ない」との声明を発表した。
一方、米紙ワシントン・ポスト(電子版)は同日、カリフォルニア州在住の写真家の女性(46)が1990年代初頭、ニューヨークのナイトクラブでトランプ氏にスカートの中に手を入れられるなどされたとする証言を報じた。トランプ氏は同日、ノースカロライナ州で開かれた選挙集会で、一連の疑惑について、「誰かわからず目撃者もいない。でっち上げだ」と一蹴した。