【シュートボクシング】11・11S-cup MIO&Union試合直前インタビュー

11月11日(金)に東京・TDCホールで開催される『SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT S-cup2016』に出場するMIO選手とUnion朱里選手のインタビューを公開。

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 11月11日(金)東京・TDCホールで開催される『SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT S-cup2016』でSB日本女子ミニマム級王座決定戦を行うMIO(シーザージム)とUnion朱里(GSB名古屋)。両者はこれまでに3度対戦し、MIOが3戦3勝しているが、前回7月の試合では延長にもつれ込む接戦だった。4度目の対戦を制し、初代女王に輝くのはMIOか、朱里か。

MIO選手インタビュー

――ビッグマッチS-cup出場が決まった時の心境を教えて下さい。
「RENAちゃんの試合で観に来ていた大会で、凄く憧れの舞台でした。そこでタイトルマッチが出来るので凄くモチベーションは高いです」

――相手は4度目の対戦となるUnion朱里選手となりました。これまでMIO選手が3戦3勝です。初対決となった2012年8月は2RTKO勝ち、2014年2月の2戦目は判定勝ち、3戦目の2016年7月には、延長戦で判定勝利となりました。
「毎回対戦する度に実力が近づかれている感じはします。4度目の正直で完全に仕留めて、私とやりたいと二度と言わせないようにしたいと思います」

――3戦目は延長戦までもつれ込み、どっちが勝ってもおかしくない内容でした。
「そうですね。周りからは『もう一回やることになるだろうね』とは言われてました。お父さんも『絶対にまたあるで』と言っていて、またやるんだろうなという意識はずっと持っていたのでしっかり準備は出来ています。今回も接戦にはなると思いますが、技術というより気持ちの勝負となるのでそこで差を見せて初代ベルトを獲りたいと思います。」

――同じ相手と何度も対戦するというのはどういう心境ですか?
「選手層が薄いので仕方がないのかなと。相手は私のことを研究して以前とは違うとは思いますが、私も対策はしているのでいつも通りに戦うことを心掛けてます」

――前戦となった10月9日、花やしき大会での梅尾メイ戦では見事にバックドロップが決まってましたね。
「自分の中でバックドロップが凄くやりやすいんです。かっこいい技なので試合ではどんどん決めていきたいですね」

――後半には疲れが見えてました。
「次はベルトがかかっているので気持ちの面でバテることは絶対にありません。初めての5Rなのですが、しっかり準備して最後に笑えるようにしたいと思います」

――Union選手を投げまくりますか?
「そうですね。今回は新しい技にどんどんチャレンジしてビビらせようかなと。RENAちゃんとずっと練習していて絞め技も習っているのでやってみようと思います」

――それは9月のRIZINでRENA選手が山本美憂選手にフロントチョークで一本勝ちしたことに刺激を受けたからですか?
「かなり刺激を受けました。RENAちゃんは本当にスターですよね。間近でその試合を見ることが出来て、一緒に練習も出来ている選手というのは私しかいません。凄くありがたい環境なのでRENAちゃんの魂をしっかり受け継いで次世代のスターになるのは私だと思っています」

――RENA選手に続いてメインの座も狙いますか?
「そうですね。どんどんステップアップしていきます」

――今回勝って年末のRIZIN出場も?
「ぜひそういうチャンスがあれば、自分から進んで掴み取りたいと思います」

――今年は連戦が続いてますが、疲れはないんですか?
「試合しかすることがないし(笑)、モチベーションはあるので頑張るだけです」

――タイトルを獲って来年はどういう一年にしていきたいでしょう。
「試合に勝つのもそうですが、S-cupが終わったら芸能面でも自ら動いてどんどんチャレンジしていこうと思います」

――芸能面ではどういうことを考えているんですか?
「元SB世界ウェルター級王者の土井広之さんがアクション関係のことをやられているので、そこでやらせてもらいたいなと」

――朱里選手にメッセージはありますか?
「4度目の対戦になりますが、もうチャンスはないです。しっかりここで実力差、気持ちの差を見せつけた上で、48㎏級は私の階級というのを試合でわからせます。ファンの皆さんは私が初代ベルトを巻く姿を会場で目に焼き付けて下さい」

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