前野朋哉 僕らの、おかやま晴れの国大使に今夏就任! 新しく岡山の顔になったアノ人にインタビュー
岡山を離れてから10年余。俳優、映画監督に、今年の夏にはおかやま晴れの国大使の肩書きも加わった。「郷土愛は18の時より深まりました」と、本人。
「仕事で(岡山に)うかがうことも多くなったり、特産品に触れたりして、改めて岡山の魅力を発見しています。いろいろな方と話すときにも、大使になったことや岡山のことが話題になることが増えています。なかなか帰省はできていませんが、倉敷に行けた時には美観地区に散歩に行っています」
撮影対象としても興味があるというスナックにも訪れる。
「どこでも地元の情報が一番分かるのはタクシーの運転手さんか、スナック。どこの土地でもスナックには面白い人がいっぱいいますが、岡山のスナックは濃いし、アタリが多い。岡山に来たらスナックにも来てほしいと思います(笑)。いつかスナックで作品も撮りたいと思ってます」
スナック作品の実現を待ちつつ、今後の出演作も楽しみ。19日から、森岡龍とW主演した最新映画『エミアビのはじまりとはじまり』(渡辺謙作監督)が岡山でも公開になる。劇中では漫才コンビのエミアビを熱演。エミアビは、スクリーンを飛び出して、漫才日本一を決定する『M-1グランプリ 2016』にも出場した。
「二回戦で敗退しました。もう、悔しかった! また挑戦したい。本音を言えば、来年も挑戦したいぐらいです。相方(森岡)は何て言うか分からないけど」
見どころは「たくさんある」と、きっぱり。
「歌とか漫才とか、アクションとか。この映画では、チャレンジしたことが多いんです。俳優が実際に何かに挑戦している姿が映っているので、それを見ていただけたら。それと、この作品は、僕にとって、ターニングポイントの作品になっていると思います。覚悟を決めること、何かをやる自信、この作品ができたからには他の作品もできるっていうね」
今後の“大使”の活躍に注目だ。