11・12修斗環太平洋王座決定戦 フェザー級は石橋、ライト級は高橋が戴冠

なんとか脱出を図った岡田(手前)だったが、石橋ががっちり絞めあげた(撮影・蔦野裕)

 3Rは開始早々から石橋がラッシュ。右アッパー、左ストレートで岡田をぐらつかせると右フックでダウンさせ、パウンド。一度は組みついてスタンドに戻した岡田だったが、石橋が再度タックルから、バックマウントを奪い、パウンド。そしてついにチョークスリーパーに捕らえる。岡田は動いて脱出を図るが、石橋ががっちり絞めあげると、うつぶせの状態で無念のタップ。
 石橋は「格闘技を初めて13年、今のジムに入って10年、真面目にやってきたわけじゃなく、サボったこともありますけど、トレーナーに引っ張ってもらい、ここまで来ました。いいことばっかりじゃないけど、こうやっていると、たまにいいことがあると思いました。勝っても負けてもいい勝負と言われてきましたが、これからもチャンピオンらしくないチャンピオンでやります」と話した。