〈11・21 イケメン興行〉黒潮“イケメン”二郎が親子の絆で悲願のデルフィン越え
第3試合は樋口壮士朗。デルフィンの大阪臨海アッパーに吹っ飛ぶも、最後は丸め込み3カウント
メーンイベントは本名の樋口壮士朗となって、プロレスラーを目指すきっかけとなったあこがれのスペル・デルフィンとシングルマッチで対戦した。
この試合のリングアナウンサーを務めるのは父の二朗さん。黒潮一家総出でデルフィン戦に臨んだ。
デルフィンをリスペクトするイケメンはデルフィンクラッチを改名したイケメンクラッチを普段の試合でも使っているのだが、その完成度は本家には及ばず。だが試合前に「イケメンクラッチで勝つ」と宣言。とにかくイケメンクラッチを狙うのだが、ダメージの浅いデルフィンにすぐにキックアウトされる。計5回試みたものの、結局決めることはできず、デルフィンの反撃に遭う。
デルフィンはフェイスロック、逆エビ固めと地味ながらもシビアな攻撃を見せ、フェイスロック式のキャメルクラッチではギブアップ寸前まで追い込む。
そして垂直落下式ブレーンバスター、大阪臨海アッパー、DDT、そしてコーナーからのスイング式DDTとフルコースから満を持してデルフィンクラッチの体勢に入ると壮士朗が下から丸め込む。この自称「デルフィンクラッチ返し」で逆転の3カウントを奪い、9分46秒、勝利を収めた。