原口が4戦連続弾! 日本が勝ち点10で2位浮上

サウジアラビア戦の前半、ベンチで戦況を見守る本田(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

香川と岡崎が復活ののろし!CL先発でゴール決める

 試合後ハリルホジッチ監督は「相手は非常に美しいチームだった。しかし、日本が勝った。エクセレントな勝利だとは言わないが、良い勝利だったと思う」としたが「もう少し点を取れたと思う。本当は失点なしで終わりたかった」と振り返った。

 前日の会見で「大きな決断をしなければいけない」と言っていた通り、本田と香川をスタメンから外した。監督は「何人かの選手はトップパフォーマンスではない。私は躊躇なくより良い選手を選んでプレーさせた」とし、「海外組はもっと頻繁にプレーしてほしい。コンペティションに臨むリズムになっていなければ同じことが繰り返されるだろう。そしておそらく先発で使うことはないだろう。ただ、8?9人をいきなり変えることは難しい。常に先発で出続けた選手がそのような状態になってしまうのはよくないし、若手がいきなり出ても難しい。(川島)永嗣、本田(圭佑)、岡崎(慎司)、(香川)真司、全員だ。自分たちのクラブで厳しい状況にあるのは知っている。ただ、彼らには“先発を取り続けなさい。そして先発を取れるクラブに行きなさい”と繰り返し言っている」と続けた。そして確実に席を用意されている人間は誰もいない。他の選手が良ければ、その人をプレーさせる。チームは11人でできているわけではない。16?18人、それ以上の人数で決まるものだ。各自が先発を目指した競争がある。私はこういうやり方でやっていく」と話した。

 本田は試合後のミックスゾーンでは「みんながよかったので、みんなに聞いてやってください」と言うのみ。長谷部は「新たな競争が出ている。明日はわが身」と話した。