憲法改正否決で伊首相辞意表明

2016.11.25〜2016.12.9〈NEWS HEADLINE〉PHOTO OF THE WEEK
(写真:LaPresse/アフロ)

 憲法改正の是非を問うイタリアの国民投票が4日、即日開票され、反対59.1%、賛成40.9%となり憲法改正は否決される見通しとなった。国民投票で問われた憲法改正は、不安定な政治制度の解消を目的に、下院と同等の権限を持つ上院の権限を縮小することだったが、レンツィ首相(41)が進退をかけると発言したことで事実上の信任投票となっていた。

 レンツィ氏は5日未明、記者会見し「完敗だ。私は敗北の責任をとる」と述べ、辞意を表明した。

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