【RIZIN】日本の年末はやっぱり格闘技じゃなくっちゃ!! part.1[川尻達也インタビュー]
川尻達也(撮影・蔦野裕)
五味に対しては“お前のいる場所はそこじゃねえだろ”
先日、大晦日にRIZINの裏で「魔裟斗vs五味隆典」の試合が「スタンディング特別ルール」という形で行われることが発表された。その日にRIZINへの参戦が発表された北岡悟は「格闘技っぽいもの」という独特の表現でこの試合をぶった切った。両選手と戦ったことのある川尻はどう思っているのか?
「いや~どうなんすかね? はっきり言っていいんですか?(笑) 引退した人の戦いを見て何が楽しいのかなって思うし、もう一人のほうに関しては“お前のいる場所はそこじゃねえだろ”っていうことですね。ぬるい試合やってないで、こっちに来ればいいじゃん、って。本当に強い五味隆典を見せられるのは僕との試合だと思います。やっぱ同い年で同じような時代を生き抜いてきたからこそ負けたくないと思うし。そういう意味では引退した人間とやってもつまんないでしょ、って」
北岡は自分の試合をその試合の裏で流してほしいとも言っていた。
「それが本音だと思いますよ。だって、引退したのに、毎年やってたんじゃ、ボクサーのトップなんて1年に1回しか試合しなかったりすることを考えたら、現役と変わんないじゃんって。なんだろう…。 “何がやりたいんだ、こら!”って感じですよね。長州力さん的に言ったら(笑)」