12・9 WRESTLE-1 河野がイケメン返り討ち。若手軍は全滅
一方NEWERA総出での会見でイケメンは敗戦の責任を背負い「やめます。今の俺にWRESTLE-1でできることはない。今日を持って僕はWRESTLE-1を一度離れます」と一度は弱音を吐いたものの、吉岡の「一朝一夕でうまくいくわけがない。これからみんなで(ベルトを)取り戻していけばいい」という言葉で気を取り直し、土肥の「一からやっていくしかない。俺らでWRESTLE-1を変えようって始めたんだから、しみったれた顔しないでやっていこう!」との言葉に「もう1回だけやる!」と改めて決起。次の対戦でのリベンジを誓った。
「WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ」は王者カズ・ハヤシ、鈴木鼓太郎組に土肥孝司、熊ゴロー組が挑戦。11月の後楽園大会で征矢学、葛西純組を破り、この挑戦にこぎつけた土肥組だったが、パワーでは勝るものの、随所で若さを露呈。最後はカズがパワープラントで熊ゴローを沈め、王者組が防衛に成功した。
「WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ」は王者・児玉裕輔のMAZADAが挑戦。MAZADAはいつもの東京愚連隊やREAL DESPERADOとの戦いとは一味違う試合を見せる。正田落としで児玉が首にダメージを追うとみるや、首に一点集中攻撃。最後はリストクラッチ式のリバース正田落としから変形正田落としで3カウントを奪い、新王者となった。ベテランの引き出しの多さを見せつけた格好となった。
「UWA世界6人タッグ選手権」は王者組の稲葉大樹、アンディ・ウー、吉岡世起組に近藤修司、葛西純、NOSAWA論外組が挑戦。近藤組は所属するチームがばらばらの越境軍。NOSAWAと葛西の連携がいまいちかみ合わない場面も見られたが、近藤が間に入り、徐々にフィット。最後は近藤が稲葉との卍固めをめぐる切り返しの攻防から強烈なキングコングラリアットを連発し、リーダーの稲葉から3カウントを奪い完勝した。
またスペシャル6人タッグでは武藤敬司、KAI、鷹木信悟組vs征矢学、火野裕士、KAZMA SAKAMOTO組の対戦が実現。武藤が集中砲火を浴び、あわやの場面も見られたが、最後はシャイニングウィザードを決め、KAZMAを沈めた。