RIZINトーナメント2回戦でミルコ完勝 北岡がクルックシャンクに逆転勝利
【写真左上】北岡はフロントチョークで逆転勝ち 【写真右上】浅倉(左)はRIZIN初陣を飾れず 【写真左下】那須川天心は腕十字を決められ絶体絶命の場面から逆転勝ち 【写真右下】中井りん(右)が村田夏南子に圧勝(撮影・蔦野裕)
バルトは高坂剛と対戦。巨体を生かした攻撃でコーナーに押し込み、テイクダウンさせては上のポジションをキープするもののそこからなにもできず、会場からはブーイングが飛ぶ。下になった高阪からも「打ってこい!」と挑発されてしまうほど。判定勝ちとなったものの、逆切れ気味に「私の代わりにやってくださいよ!」と前代未聞のマイクアピールで会場をなおもヒートさせた。
大会のオープニングを飾ったのは北岡悟vsダロン・クルックシャンク。試合開始早々、北岡のアグレッシブな打撃に翻弄されたクルックシャンクだったが、徐々にペースを取り戻すと的確なパンチを顔面に集め、北岡は眉間のあたりを裂傷。顔面を真っ赤に染めた中での戦いとなる。北岡自身「もう負けるんじゃないかなと思った」と試合後に振り返るほどの展開のなか、ワンチャンスを生かし、タックルからテイクダウンさせるとフロントチョークをがっちり決め、劇的な逆転勝利を飾った。