K-1ファンイベントで弘嵩vs大雅がバチバチの火花

珍しい2ショットとなった【写真上】弘嵩(左)と大雅 【写真下】松倉(左)と日菜太

 このイベントでは通常は対戦する選手同士が同時に登場することはないのだが、今回は弘嵩と大雅、松倉と日菜太という組み合わせでのトークが実現した。

 弘嵩は入場早々に「タイトルマッチ前にこうやって並んで喋るのはどうかな、と思います。控室で今日のプログラムを見せてもらって、変更してほしいと言ったんですけど結局変わらなくて、納得いかないところがある」と話すなどピリピリムード。一方の大雅も「会いたくはないですね」と言いつつも、時折笑顔を見せるなど余裕の表情。「強い奴が一番偉い」などと発言すると、弘嵩は「この生意気なクソガキを早くやっちゃいたい」と本音をポロリ。さらに「他の選手がああだこうだ言っているのも耳に入っているんで、この試合が終わったら黙らせてやります」と最後まで殺気を漂わせた。

 松倉と日菜太は、終始硬めの表情の松倉に対し、日菜太はリラックスムード。
 日菜太が「『もっと噛みついて来い』というぐらいの気持ちで受けて立ってやろうと思う」と話せば、松倉は「自分のほうが赤コーナーなんで、K-1では自分が上。逆に『かかって来い』という感じ」言い返した。

 この日、唯一和やかムードだったのは上原と野杁のトークパート。ほぼ面識がないなかで減量にまつわる話で盛り上がった。そして上原は「今年はヘビー級のトーナメントもやってほしい」、野杁は「奇数の年はほぼ何かのタイトルを取っている。今年は勝負の年。K-1のベルトを取りたい」とそれぞれ目標を語った。

 また武尊は「毎年最初に全試合KO勝ちと言っているんですが、毎年できていない。今年こそ有言実行したい」と決意を語った。