2・25K-1 大雅が弘嵩破りスーパー・フェザー級王座獲得 日菜太は松倉を完封

日菜太のミドルが松倉を襲う(撮影・小黒冴夏)

 スーパー・ウェルター級のスーパーファイトでは新生K-1初登場となる日菜太が登場。松倉信太郎と対戦した。

 こちらも戦前から舌戦を繰り広げた2人。特に松倉は「後から来ておいしいところをとろうとしている」と不快感を示し、新生k-1を背負っての出陣となった。

 しかし現在、この階級では日本トップクラスの日菜太は1Rこそやや様子見のファイトだったが、2R以降、得意の左のキックで松倉を攻め立てる。強烈な左のローを連発し、松倉の動きを止めると顔面へのパンチと、上下に攻撃を散りばめ、松倉に反撃の糸口すら与えない。

 意地でも倒れなかった松倉だが、判定は30-26、30-27、30-27と日菜太が圧倒。6月18日のさいたま大会で開催される「第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」に向け順調な滑り出しを見せた。