脱こじらせへの道 第42回 男は男が怖い
だんだん春めいてきましたね。
気がついたら今年も3月。
さて今月は、女性向けAVメーカーSILK LABOと私の運営するサイトGIRL’S CHのクロスメディア事業の一環である、劇団Rexyの公演があります!
劇団Rexyは2015年に立ち上げ。
SILK LABOやGIRL’S CHでもお馴染みの一徹さん、月野帯人さん、有馬芳彦さん、北野翔太さんなどのセクシー俳優さんたちを中心としたイケメン劇団です。
これまで、現代劇や時代劇など様々なアプローチをしてきましたが、今月行われる第四回公演は、なんとBLに挑戦!
BLとはボーイズラブのこと。
主に美少年同士が恋愛関係に発展する漫画や小説を指します。
そんな作品をセクシー俳優が、一体どこまでやってしまうのか……是非ご期待ください。
というわけで今回は、こんなアンケートをとってみました。
劇団Rexy第四回公演にもBL原作を起用……BLは好きですか?
腐女子という言葉も流行りましたが、BLには熱い女性ファンがついていますよね。
最近では普通の書店にもBLコーナーができたり、電子書籍でも気軽に読めるので、一般女性にもだいぶ認知されているように思います。
実際GIRL’S CHのアンケートでも、BLの支持率は高いようです。
AVの世界では、「ゲイ」というジャンルがあります。
男性同士のセックスを撮影したもので、男性の同性愛者はもちろん、一部女性ファンもいます。
といっても、BLとは一線を画す内容。
私の印象では、BLよりもゲイビデオのほうが、男性のフィジカルな魅力を強く押し出した内容になっていると思います。
また、「レズ」という女性同士のセックスを描いたジャンルもあります。
こちらは根強い男性AVファンはもちろん、女性ファンも。
男性が苦手な女性ファンから、「安心して見られる」という声を頂いたこともあります。
不思議なのですが、異性愛者でも、女性は、BL、レズ、ゲイ、と同性愛ジャンルを好む人が意外と多いのですが、男性で、BLやゲイなど自身と同じ性の同性愛ジャンルを好む人は極めて少ないように感じます。(最近はBLを作品として楽しむ男性も増えてきたようですが…)
もっとも、このへんに関してはイメージが先行している部分も多いかと思います。
体育会系の体格の良い男性が出てきてなすがままに…というイメージを持っている方もいるかもしれません。
ですが最近ではジャニーズ系のイケメンが出演していたりもするんです。
また、同性から性的な目を向けられることに抵抗がある人もいるかもしれませんね。
女性同士と違い、男性同士でのセックスでは、挿入「する」だけでなく「される」側になることも考えられます。肉体的な痛みも伴い、精神的にも受け入れがたいのかもしれません。
男女の性器の形の違いも、影響が大きいのではないでしょうか。
生殖に伴うその役割、使われ方を考えると、男性器は外側に向き「攻撃性」のある「能動的」な部位であるのに対して、女性器は内側に向き「受動的」な部位です。
それ故、男性は女性以上に、男性器に対して「攻撃性」を感じるのではないでしょうか。
自身の性器が怖い。
男性の根底にはそんな気持ちが流れているために、攻撃性を持った男性器が自分に向かってくることを連想させる内容には、共感できる異性愛者が少ないのではないかと思います。
そこに想像が及べば、性犯罪に向かう男性も一歩踏みとどまるのでは…という気もしないでもないのですが。
GIRL'S CHプロデューサー。2007年、新卒でソフト・オン・デマンド(株)に入社。
営業、マーケティング等の部署を経て、2012年よりGIRL'S CHの立ち上げに携わる。
以来現在まで、GIRL'S CHの現場リーダーとしてサイト運営をしつつ、オリジナル動画ではレポーター出演等をすることも。
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