全日本フットサル 20日の決勝はフウガドールすみだvsシュライカー大阪

めぐろの西谷(14)が2得点と大活躍(撮影・上岸卓史)

 終盤になると府中はパスを回し、チャンスをうかがうが、めぐろの前線からのプレッシャーが強く、なかなかシュートまで持ち込めない。1-1のまま後半へ。

 後半、ペースを握ったのはめぐろ。しかしチャンスは作るが、ラストパスがつながらずなかなかシュートに至らない。

 5分には西谷のフェイントをかけたシュートがGKの逆を突いたもののポストに嫌われゴールならず。

 しかし10分には一気の波状攻撃。ゴール前の混戦から西谷が決め、2-1と勝ち越すと、すぐさま今度は西谷が左サイドを切り裂き、GKを引き出したところでゴール前の清水にパス。清水が決め、一気に3-1と突き放した。

 反撃に出る府中だがめぐろのGKがことごとく好セーブ。しかし15分には柴田がパスカットからドリブルで持ち込み、パスを受けた皆本が決めて2-3と詰め寄る。

 相変わらずめぐろの前線からのプレッシャーがきつく、なかなかチャンスが作れない府中は17分からパワープレー。しかしがっちりディフェンスを固めためぐろの前にあと1点が届かず、3-2でめぐろが勝利を収め第18回大会以来の決勝進出を決めた。