Krush.75 ヘウヘスが女子王座初防衛 渡部は復帰戦で山際に判定負け
ハイキックを放つ西京(右)(撮影・蔦野裕)
昨年3月に対戦が予定されていたエリアス・マムーディvs西京春馬が実現。西京が2-0の判定で勝利を収めた。
この一戦はマムーディの負傷欠場で中止となったのだが、西京は昨年はこの試合を足掛かりにトップ戦線に打って出る腹積もりだった。1年対戦が延びたものの、その間マムーディは昨年11月の「K-1フェザー級王座決定トーナメント」に出場し1回戦で戸邊隆馬を破り、準決勝に進出するなど名をあげており、結果的には西京的には“おいしい”相手となった。
試合は序盤からマムーディがラッシュをかけるが、冷静にさばいた西京はローキックで反撃。手数は出るものの精度に欠くマムーディは後半ややスタミナ切れ。ロー、ミドルをきっちり当てた西京が際どい判定をものにした。
この日、準決勝が行われた「第5代Krush -60kg王座決定トーナメント」は安保璃紅が郷州征宜を、レオナ・ペタスが朝久泰央をともに3-0の判定で破り「Krush.76」(5月28日、東京・後楽園ホール)で行われる決勝に進出した。