4・22K-1 武尊が復帰戦でKO勝ち 山崎はリベンジならず

ゲーオの左ハイが山崎を襲う(撮影・小黒冴夏)

 王者・ゲーオ・ウィラサクレックに山崎秀晃が挑んだ「K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ」はゲーオが3-0の判定で山崎を破り2度目の防衛に成功した。

 山崎は2014年11月の初代王者決定トーナメントの1回戦でゲーオと対戦し、ハイキックで額と眼窩底を骨折。昨年行われた日本トーナメントを制し、9月に再戦までこぎつけたもののゲーオのおたふく風邪で中止と紆余曲折を経ての再戦だった。

 山崎は左ひざにテーピングをしてリングへ。その影響もあってか動きがいまひとつ。ゲーオがジャブを突きながら前に出ると後ろに下がってしまい、そのまま左ハイを食らってしまう。山崎は2R以降、何度か掛け蹴りを狙うがクリーンヒットさせることができず、ゲーオが完璧な試合運びで山崎を返り討ちにした。