青柳翔、AKIRA、小林直己『たたら侍』について熱い想いを語る
いよいよ公開日まで1カ月を切った映画『たたら侍』から青柳翔(劇団EXILE)、AKIRA(EXILE / EXILE THE SECOND)、小林直己(EXILE/三代目 J Soul Brothers)が、27日に発売された「月刊EXILE」6月号の表紙に登場。同誌では、これまで、4月号(VOL.01)、5月号(VOL.02)と2カ月連続で『たたら侍』の特集を掲載。その第3弾となる今回は、表紙に加えて3人による撮り下ろしと『たたら侍』に関する熱い想いを語ったインタビューを掲載している。
伍介を演じる青柳翔は、『たたら侍』の話を伺ったときについて「『渾身 KON-SHIN』(2012)のプロモーションをしているときでした。また一緒(錦織良成監督と)に仕事をしたいという話になったときに、本当に軽い感じで監督が“時代劇なんてどう?”とおっしゃったんです。そのときに〈たたら侍〉のお話もされていました。でも、それがまさかこんなにたくさんの方々が協力してくださるような作品になるとは正直思ってもみませんでした」と当時を振り返った。尼子真之介役のAKIRAは、「“侍の中の侍”という監督からのオーダーは、(中略)どうやってつくり上げていけばいいのか、正直かなり悩みましたけど、真之介のセリフに、“刀を抜くこと即ち死を意味する”というのがあって、最終的にはこれをすべての行動基準にして物事を考えるようにしました」と役作りについて告白。撮影時EXILEと三代目 J Soul Brothersのライヴ真只中であった新平役の小林直己は、「転換期を迎えている時期で、メンバーとしていろんなことを感じている最中だったので、撮影していくなかで自身と当てはまる場所がどんどん見つかっていったんです。そして、この映画を通して役者としてはもちろん、ひとりの人間として成長させてもらったように思います」などの想いを語っている。
5月20日公開映画『たたら侍』は、戦国時代中世の奥出雲の村を舞台に、伝統を継承し守ることを宿命付けられた青柳演じる青年が葛藤や挫折を通して真の「侍」へと成長していく姿を描いた原作なしの本格時代劇映画。第40回モントリオール世界映画祭最優秀芸術賞をはじめとする多数の映画祭でも受賞し、注目を集めている。