テニス協会は三橋元選手の再登録認めない方針
テニスの不正監視団体であるTIUが16日、男子テニスの三橋淳・元選手(27)が八百長や賭博行為に関与したとして永久資格停止と罰金5万ドル(約565万円)の処分を科した。
日本協会は17日、TIUの処分を尊重し、三橋元選手の再登録や指導者登録を認めない方向で、三橋元選手は今後、国内の日本協会主催大会に出場できなくなる。
東京都内で記者会見した福井烈・新専務理事は「大変遺憾に思う。心から残念」と苦渋の表情で話した。
日本協会ではバドミントンでの賭博問題を受け、昨年5月にはプロ選手らを対象とした研修の受講を義務化するなど法令順守の取り組みを強化。今月30日の理事会では倫理規程を改正し、八百長や賭博の禁止を明示する方針を固めていた。