「ケンカを売ってる」!? 注目の映画祭が本日開幕
『第18回東京フィルメックス』本日18日より有楽町にて開催
2000年に誕生し、今年で18回目を迎える『東京フィルメックス』が11月18日から開幕。毎回、一つの地域に注目し新進気鋭の監督たちの作品を集めて紹介する『東京フィルメックス』。今年は、とことんアジアにこだわり注目作をいち早く上映する。オープニング作品には現代の中国を舞台に3世代の女性を描いたシルヴィア・チャン監督・主演作の『相愛相親(そうあいそうしん)』、クロージング作品には2016年に亡くなったイラン映画界の巨匠アッバス・キアロスタミ監督の遺作『24フレーム』が選ばれた。
10月5日に行われたラインアップ発表会では、コンペティション部門審査委員長を務める原一男監督、特別招待作品部門上映作品『東京ヴァンパイアホテル 映画版』の園子温監督らが登壇。原監督は「どんな映画祭なのかと思っていたら、東京国際映画祭にケンカを売っていると(私が)言っていいのか分からないが、日々過激な生き方で過ごしている私にはとても楽しみ」とブラックジョークで会場を沸かせ、園監督も「日本にもこういう映画祭があってよかった」と、早くも映画祭への熱い期待を寄せた。
次世代の才能から巨匠作品まで映画の情熱がほとばしる作品が集う映画祭をお見逃しなく!