柔道のGS東京で小川雄勢が初優勝
雄勢の優勝に父・小川直也(左)もにっこり(写真:田村翔/アフロスポーツ)
柔道の「グランドスラム東京」(12月2、3日、東京・東京体育館)で最終日の3日に行われた男子100キロ超級で小川雄勢(明大)が決勝でリオデジャネイロ五輪100キロ級覇者のルカシュ・クルパレク(チェコ)を破り、初優勝を果たした。
小川の父はバルセロナ五輪95キロ超級銀メダリストで、プロレスラー、総合格闘家の小川直也。
試合は1つずつ指導を奪い合い、延長戦に突入。延長戦は時間無制限でどちらかがポイントを上げるまで終わらないゴールデンスコア方式。小川は1度は技ありが取り消される場面もあったが、集中力を切らすことなく積極的に攻め続ける。最後は疲れた相手に指導が出て14分を超える激闘を制した。