eスポーツに統一団体発足。プロライセンス発行へ
昨年の東京ゲームショウでもeスポーツのイベントが開催された(写真:AFP/アフロ)
対戦型ゲーム「eスポーツ」の国内3団体「一般社団法人日本eスポーツ協会(JeSPA)」「一般社団法人 e-sports 促進機構」「一般社団法人日本eスポーツ連盟(JeSF)」が統合し、「日本eスポーツ連合(JeSU)」が2月1日、発足。代表理事にはセガホールディングスの岡村秀樹社長が就任した。
岡村氏は発足会見で、「将来的な『eスポーツ』の五輪種目への採用を目指し、海外団体とスクラムを組んで頑張りたい」と話した。
eスポーツは欧米を中心に普及し、2020年には世界中で5億人が視聴すると予測されている。
2022年に杭州で開催されるアジア競技大会では、eスポーツが公式種目に追加されることが決定しており、韓国では平昌オリンピックに合わせたeスポーツ大会も開催される。
その一方で、日本では欧米に比べて普及が遅れていることから、JeSUは今後、プロライセンスのルール化、競技大会の普及、そしてeスポーツ選手の育成などの環境整備を進めていく。