高嶋政宏、最新「旅番長」シリーズで思い出の地へ ロックTも見どころ
旅チャンネルの人気番組『高嶋政宏の旅番長』シリーズの最新版「熱風! アジア縦断編 完結編」の撮影が終了、27日、高嶋政宏が都内で記者会見した。
高嶋自身がどうしても行きたいところがあるというところからスタートした番組。それゆえ、企画から携わり、自ら苛酷な旅に身を投じる。
「完全フィックスのキャンセルできないチケットを使わないとロケにいけない番組なので(笑)、決まった時はうれしかったですね。それから淡々と準備しました。短パンと、どのロックTシャツを着ようかなって」
最新シリーズは、タイのバンコクを出発し、ラオスのルアンパバーンを目指す、約1000キロの旅。この移動距離は番組史上初だという。ゴールをルアンパバーンに決めたのは、デビュー当時の30年前に仕事で通りすぎたラオスが今どうなっているのかを確かめたいという理由だったという。
移動手段は、シリーズおなじみのトゥクトゥク。1日8時間ほど乗り続けるため「軽い振動障害がでる」と、高嶋は笑う。騒音、排気ガス、振動、そして10~35℃と変化する気温に晒されながら旅をする。途中、世界遺産など観光スポットに立ち寄ったり、地元の人と触れ合ったり、ローカルフードに舌鼓を打つシーンもふんだんだ。
番組ではこれまで、カンボジア、スリランカなどを旅した。大小のトラブルも旅の醍醐味とばかりに乗り越えてきたようだが、今回の旅は気温差に悩まされたよう。「だましがあったんですよ……プロデューサーはリサーチができてなくてって言ってましたけど!」と、苦言。気温の低下で、ガタガタする身体をさすって温め、やむをえず、近くの店に飛び込んで防寒具を購入したそう。
番組では、その時に購入したという合皮のジャンパーとベルトを視聴者にプレゼントする。
放送日は、4月14日(土)午後3時~3時30分ほか。