女性25歳「これって本当に付き合っているのでしょうか」【黒田勇樹のHP人生相談 87人目】

 こんにちは、黒田勇樹です。

 ゴーゴー!シアターゴーワー旗揚げ公演『ドロシー!』が3月4日に無事終了しました。本当に充実した時間を過ごさせていただきました。関係者のみなさん、出演者の皆さん、そして見に来てくださったみなさん、ありがとうございます。

 黒田は休む間もなく3月に出演する舞台『プライベート』に取り掛かります。その前に焼き肉かしゃぶしゃぶを食べて、女の子と温泉に行きたいです。
 そして相談も受付中です。

 今週も始めましょう。

写真:https://www.pakutaso.com
めありー(女性25歳)のお悩み
「嫌われたくなくて、『本当にわたしたち付き合ってるの?』とは聞けません」

 すごく好きな男性がいます。3年ほど月に一度(決まってはいない)、彼の家に行って一晩共にして帰るという状態でした。(会う流れとしては、LINEで今から来る?とメッセージが送られてきて、わたしが彼の家に行くという感じです。)

 しかし去年の7月に彼とLINEでやりとりしている流れで、「付き合ってると思っていた」と言われました。

 セフレから彼女に昇格できた!!!!と舞い上がっていたのですが、会う頻度や連絡を取る頻度(月に1日2日連絡が返ってこない日はあるけど、それ以外は1日10通前後のやりとり)は変わりません。

 これって本当に付き合っているのでしょうか。

 彼はとてもモテるし、女の子の扱いも上手いので、「付き合ってるって言っときゃコイツも離れないだろ」とおもわれているのでしょうか。

 そして、そう思われていても離れられない程彼の事が好きなわたしはどうかしているのでしょうか。

 嫌われたくなくて、「本当にわたしたち付き合ってるの?」とは聞けません。

 好きと言われたこともないし、重いと思われたくなくて、好きと言うこともできません。

◆黒田勇樹「皆が通る道。俺も昔いたなぁ、『彼女』ってあだ名のセフレ…」

 あー…うー…

 俺も昔いたなぁ、「彼女」ってあだ名のセフレ…

 飽きて無視してて、しばらくして寂しくなったから久しぶりに電話したらお母さんが出て

「娘は死にました」って一言言い放って電話切られた、「彼女」ってあだ名のセフレが…

 経緯は全く覚えてないんですが、そういう関係になる直前に「私たち付き合うの?」みたいなこと聞かれて、もうお互い全裸だし「うーん…(とりあえず挿入!)」みたいなことがあってから、会うと表情とか態度が全然変わっちゃって面白いから、心の中で「彼女」ってあだ名を付けてたセフレが…

 若かったなぁ…

 ぶっちゃけさ、大体の女の子にさ、「そういう男」いるよね。

 俺もそっち側にもなるし、「いいな」と思う女の子にそういう男の影を感じたりもするし。

 結構な人数が通るんじゃないですか?すっごい好きな人のセフレ道。

 既婚男性と未婚の女の子の不倫も半分このパターンだよね。

 皆が通る道だとすると、きっと相談者さんもあと2年ぐらいで、他の大人の女性がそうであるように、今の経験から色々と学んで人並みな良い女になるんじゃないかと思ってしまい「悩め!多いに悩め!」と思ってしまうところですが、せっかく相談して頂いたのでちょっとでも良い経験になる様にアドバイスをさせて頂きたいと思うので、まずは質問。

 まあ、まずさ、本当に「付き合ってる」可能性もあるよね。その彼の中の「付き合う」がちょっと世間とズレてるだけで。

 その可能性を残しつつ、「都合良く言われてるだけなのに、わたしどうかしてる」と思うからなんの決断も出来ない状況なわけで、まずこっから整理してくのが良いと思います。

 セフレだったらセフレだったで、続けるかどうかは、またあとで考えましょう。

 んで、そうなると「付き合ってるか聞いたら関係が壊れるかもしれない問題」の解決が最優先になってきますがおじさん、これには明確な対策を持ってるよ。

 それは「昔の女」です。その彼が今までどんな女性とどんな恋愛をしてたか、これさえ知ってしまえば今相談者さんの受けている扱いが「彼女のそれ」なのか、「セフレのそれ」なのか一発です。

 本人にワザワザ聞いちゃうと「そういう気を張った恋愛には疲れたんだ、今はこれが俺の付き合ってるなんだ」的な常套句が返ってくるはずなので止めておきましょう。

 彼や彼の知人なんかから昔聞いた話や、今なら過去のSNSを遡ってもなんとなく過去の恋愛の様子が知れるはずです。そういう「昔の女」と自分の扱いを比べてみて教えて下さい。

 自分では判断がつかなければ、気になる扱いの差をいくつか教えて下さい。こちらで判断します。
「昔の女の影」が、全然無かったら無かったでそれもひとつの収穫なので教えて下さい。

 では、お返事お待ちしてます。

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黒田勇樹(くろだ・ゆうき)
1982年、東京都生まれ。幼少時より俳優として活躍。主な出演ドラマ作品に『人間・失格 たとえば僕が死んだら』『セカンド・チャンス』(ともに TBS)、『ひとつ屋根の下2』(フジテレビ)など。山田洋次監督映画『学校III』にてキネマ旬報新人男優賞などを受賞。2010年5月をもって俳優業を引退し、「ハイパー・メディア・フリーター」と名乗り、ネットを中心に謎の活動を開始。2012年3月には自身のことを記録した『非俳優生活100days』を刊行。 現在は「廃優」と名乗り、俳優業に復帰しているとの噂も。

公式サイト:黒田運送(株)
Twitterアカウント:@yuukikuroda23

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