多様化する交通事情! 新時代の交通安全は“みんなの目線”が鍵となる

 2007年に発足した“スマートドライバープロジェクト”11年目を迎えることを機に、新時代の交通安全をさまざまな視点から語り合う「SMART DRIVER FORUM〜新交通安全創造力の時代〜」が3月1日、都内にて行われた。プロジェクト発起人の小山薫堂氏をはじめ企業から行政まで幅い分野からエキスパートが登場。「新交通安全創造力の時代」をテーマに、領域・業界を越えたトークやディスカッションが繰り広げられた。

スマートドライバープロジェクト発起人の小山薫堂氏

 各登壇者のトーク後、小山氏と予防医学研究家の石川善樹氏、ネット・ベンチャー界で活躍する家入一真氏が包括を踏まえディスカッション。小山氏は「さまざまな立場の話を聞き“スマートドライバー”といいながらも、交通安全はドライバー以外の目線も必要だと感じた。一見、異なる視点の人々が何かの出来事を機に集まることでムーヴメントは大きくなる。このプロジェクトにとっても2020年の東京オリンピック・パラリンピックは良いきっかけになるはず」と展望した。