西島秀俊がゲームで20歳に若返り! でも理想は「35歳ぐらいで」
ゲーム『二ノ国Ⅱ レヴァナントキングダム』の完成披露会が22日、都内で行われ、主要キャラクターの声を担当した志田未来、西島秀俊、門脇麦、木村文乃、そして山崎育三郎が出席した。また株式会社レベルファイブの代表取締役/CEOの日野晃博氏も登壇し、「キャラクターにぴったりと合った人にキャスティングができました。できあがったものも非常に良くて、大変に満足しています」と話した。
国内外で発売が待たれていた大人気シリーズの続編。
主人公のエバンを担当した志田は「ファンの方からすると待ち望んでいた作品。主人公をやらせていただけるのは光栄な事」とあいさつ。
もう一人の主人公ともいえるロウランを担当した西島もいっそうの気合をいれて本作に臨んだようで「プレーヤーのみなさんがゲームの中に入って一緒に過ごす。普通の作品よりも人物を作り上げなければいけないと思いました。現場ではビシビシやってくださいとお願いして、ビシビシやってもらいました」と、振り返った。
日野氏によれば、西島演じるロウランは「今回のお話の最大のポイント」。ゲームの中で、48歳の大国の大統領と20歳の2つの人格があり、20歳の時も48歳の大統領の人格を持ったままという難しい役どころだったという。
日野氏に「(現実として)……20歳に戻るよりも35ぐらいがいいと思いませんか」と振られると、西島も同意。「正直20からやり直すのは嫌ですね。35ぐらいのほうがコントロールしやすいし。……20歳ぐらいだとエネルギーも余っていて、状況は思い通りにならないし、空回りしていた覚えがあるので」と、笑った。
門脇、木村、そして山崎とっては、かなりの苦戦を強いられた仕事だったよう。
門脇は、声の仕事は少なくないもの「キャラクターに吹き込むのは初めての体験」。かなり苦しんだそうで「本当に難しくて。先に志田さんが吹き込んでらっしゃったものを聞きながらやったりしたんですけど、自分がへたくそすぎて。感情を声にのせなければいけないというのが難しかったです。現場では、いっぱいいっぱいの状況でした」。
木村も初体験組。「あこがれていた、ど真ん中のお仕事。お話をいただいただいたとき、やらせていただきます以外はなかったんですけど……いざ入ってみると……山崎さんの声を聴いて声の出し方から違うので、びっくりしました。これまで以上のただならぬ思いや時間があっての作品と聞きました。その一端を担えてよかったなという想いでここにいます。感謝しかないです」
山崎もゲームの中での声優は初めてだといい「戸惑いがありました。世界中で注目されているさくひんということでプレッシャーもありました」。ミュージカルで活躍するだけに、のどには自信があったようだが、収録翌日は「声がカッサカサになりました。たぶん、発声がダメなんだと思います」と、苦笑いだった。
「二ノ国Ⅱ レヴェナントキングダム」は23日に世界同時発売。プレイステーション4とPCで発売される。