女性28歳「何をやっても中途半端な自分についての相談です」【黒田勇樹のHP人生相談 89人目】

 こんにちは、黒田勇樹です。
 もう明後日(3月30日)から舞台企画 斜楽生『プライベート』の本番が始まります。
 みなさん、花見は先週に終わらせていると思うので、今週は舞台なんかいかがでしょうか?
お席も埋まりつつあるので、ちょっとでも気になった方はぜひ。
 では今週も始めましょう。

写真:https://www.pakutaso.com
なあちゃそ(女性28歳)のお悩み
「本当にやりたいことはなんなの?みたいな言われ方をすると途端にやる気がなくなります」

 黒田さんへ

 何をやっても中途半端な自分についての相談です。

 趣味はたくさんあるのですが、熱しやすく冷めやすいというか…

 本当にやりたいことはなんなの?

 とか

 何のためにやってるの?

 みたいな言われ方をすると途端にやる気がなくなります。

 好きだから、ワクワクするから、ときめくからやってるだけでそれに理由なんてないわ!

 と心の中で思ってその人のことが嫌いになりそうになります。

 顔も見たくないわ!くらいに。

 と本気でと思っているのですが、それではいけないと思う自分もいて。

 どうしたらこのモヤモヤが解消されるのでしょうか。

◆黒田勇樹「『クセ』になるまでは無理して『やる』しかない」

 相談ありがとうございます!

 あれですね、子供の頃お母さんに「宿題やった?」って聞かれて「今やろうと思ってたのに!」つって、俄然やる気が無くなるアレですね。

 アレを克服する方法は1つしかなくて「宿題をする」です。

 馬鹿みたいな返答に思われるかもしれませんが、本当にこれしかないので申し訳ありません。

 宿題してあれば「もうやったよ」で終わりますし、聞かれた途端に「やる」クセをつけておけば、「やった?」と聞かれたことが原因でやる気が無くなるという問題が克服できます。

 結局、相談者さんもそこでやる気が無くなってやめちゃってるから「好きだから、ワクワクするから、ときめくからやっている」ということが証明出来ないんですよ。

 やる理由もやめる理由も何でもよくて、ただただ相談者さんの「やめたい気持ち」が勝っただけなんです。

 で、その責任を自分で認めたくないから、言った相手のせいにして「その人を嫌う」という罰を与えてバランスを取っている。

 克服する方法は、さっきも言いましたが「クセ」になるまでは無理して「やる」しかないんです。

 飽きてもやる。人に何か言われても続ける。

これが癖になるまで歯を食いしばって自分の体を変えていかないと、永遠に今のまんまです。

 なんなら、本当に続けたいことに出会っても、今の反応にクセがついちゃってて、誰かに何か言われたら「やめたくなる」可能性すらあります。

 マジでなんでもいいよ、鼻ピアスでもいい。

 わかりやすい「人からツッコまれやすい」趣味を1個、2年続けてみなさい。

 それ以降は誰に何言われても、きちんと自分の意思で「続ける」「やめる」が選べる人間になるから。

 今は「やめる」を選んだ経験が重なりすぎちゃってクセになってる状態だから「やる」の回数増やしてバランス取り直さない限り変われないということを心に刻んで下さい。

 まぁ、これも「黒田に言われるとなんかヤダった」ってなっちゃう気がしないでもないですが…

 何でも良いから是非「2年続ける」やってみて下さい。

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黒田勇樹に相談したい方はメールにて相談内容をお送りください。メールには「ニックネーム、性別、年齢、ご相談内容」をご記載ください。メールアドレスは「sodan@tokyoheadline.com」になります。

黒田勇樹(くろだ・ゆうき)
1982年、東京都生まれ。幼少時より俳優として活躍。主な出演ドラマ作品に『人間・失格 たとえば僕が死んだら』『セカンド・チャンス』(ともに TBS)、『ひとつ屋根の下2』(フジテレビ)など。山田洋次監督映画『学校III』にてキネマ旬報新人男優賞などを受賞。2010年5月をもって俳優業を引退し、「ハイパー・メディア・フリーター」と名乗り、ネットを中心に謎の活動を開始。2012年3月には自身のことを記録した『非俳優生活100days』を刊行。 現在は「廃優」と名乗り、俳優業に復帰しているとの噂も。

公式サイト:黒田運送(株)
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