猿田洋祐がKOで世界ストロー級初防衛【5・13修斗】
蹴り足をキャッチし強烈な右フック!
プロフェッショナル修斗の春の大一番「プロフェッショナル修斗川崎大会」(5月13日、神奈川・カルッツかわさき)で行われた「世界ストロー級チャンピオンシップ」で王者・猿田洋祐が村田一着を3R45秒、KOで破り、初防衛戦に成功した。
猿田は1Rから村田の蹴りをキャッチしてテイクダウンに持ち込みこつこつとパンチ。そして背を向けた村田にバックから強烈な右のパンチを連打し、削っていく。2Rも村田の蹴りをキャッチし、テイクダウン。1R同様、上のポジションをキープすると今度はヒジの連打。3Rも猿田は村田の右ミドルをキャッチすると強烈な右フックをクリーンヒット。ダウンした村田に追撃のパウンドを連打したところでレフェリーが試合を止めた。
「修斗には猿田洋祐というチャンピオンがいるということを覚えておいて」
猿田は試合後、猿田「結構プレッシャーはあったんですが、村田選手もランキング1位で強い選手ということは分かっていたので、フィニッシュできて良かった。ONE Championshipのストロー級には内藤のび太選手がいるんですが、日本にも修斗に猿田洋祐というチャンピオンがいるということを覚えておいてください」とアピールした。
内藤は前日にONE Championshipのストロー級王座奪還に成功している。
楳沢が23歳下の箕輪を翻弄
この日は「インフィニティリーグ2018ストロー級」公式戦、箕輪ひろばvs楳沢智治戦が行われ、42歳の楳沢が2-0の判定で19歳の箕輪を破り、リーグ戦初勝利を挙げ、勝ち点2を獲得した。
楳沢は1R序盤から箕輪のヒザ蹴りをキャッチしてテイクダウンに成功するとねちっこいグラウンドで主導権を握る。立たれても徹底的にタックルからグラウンドに引きずり込み、最後まで自分の土俵で戦った楳沢がベテランの味を見せつけた形となった。
第2試合ではタイトル戦に出場した村田に前戦で敗れた猿丸ジュンジが復帰戦に臨み、3-の判定で永井美自戒を破り、復活の狼煙を上げた。
◯代輔(判定3-0 20-17、20-17、20-18)大竹陽●
◇オープニングファイト第2試合 バンタム級5分2R
●榎本明(判定3-0 20-18、20-17、20-17)倉本一真◯
◇第1試合 フェザー級5分2R
◯齋藤翼(判定3-0 20-18、20-19、20-19)村津孝徳●
◇第2試合 ストロー級5分2R
◯猿丸ジュンジ(判定3-0 20-18、20-17、20-17)永井美自戒●
◇第3試合 インフィニティリーグ2018ストロー級5分2R
●箕輪ひろば(判定2-0 20-19、19-19、20-19)楳沢智治◯
◇第4試合 バンタム級5分3R
●論田愛空隆(1R2分48秒、KO)岡田遼◯
◇第5試合 バンタム級5分3R
●齊藤曜(1R2分31秒、KO)平川智也◯
◇第6試合 バンタム級5分3R
◯根津優太(判定2-1 28-30、30-28、30-29)魚井フルスイング●
◇セミファイナル・第7試合 世界ストロー級チャンピオンシップ5分5R
◯猿田洋祐(3R45秒、KO)村田一着●
◇メインイベント・第8試合 スーパーファイト/66.2kg契約 5分3R
◯斎藤裕(判定3-0 30-29、29-28、29-28)リオン武●