“世界初”香りデータを元にした料理が楽しめるレストラン
日本にいながらリゾートを五感で味わえるレストラン『Kaori Tabi[Aroma Travel Restaurant]』が期間限定でオープン。世界初の香りを元にブレンドしたハーブ料理とハーブティーを提供する。
同レストランは、恵比寿のハーブサロン・イタリアンレストラン「HERBA MONDO」のオーナーシェフであり、スペイシャルハーブデザイナーの石山圭氏が監修協力。ゴールドコーストの香りデータを元にそれらをイメージする料理を開発した。
メニューの開発にあたり用いたのが、高精細の香りセンサー『iinioi sensor』。オーストラリア・ゴールドコーストの代表的なリゾート5カ所の香りデータを採取、人工知能がそれをデータ化し分析。あらかじめ学習しておいた175種類のハーブの香りデータと照合し、各リゾート地の特性に近いハーブを選択し、イメージを膨らませた。
料理はアラカルトとコースを用意。例えば、「サーファーズパラダイス」は、伊佐木のカルパッチョを、アサリから取った出汁にレモングラス、レモンティートリー、リンデンウッドを使用したジュレと合わせたさわやかな一皿。海ぶどうの食感が心地よく、さらにマンゴー、黄パプリカによりトロピカルなイメージ。ゴールドコーストの潮風を感じるメニューだ。こちらはコース料理の前菜としても提供される。
また、「ナチュラルブリッジ」は、ジンジャーとローリエで作ったハーブティーで炊き上げたジャガイモと、コンフィにした岩魚をピューレ状にし、イカスミを練り込んだ黒いパスタの生地で包み込んだ手の込んだメニュー。黒くてゴツゴツしたお皿も、世界遺産になっている土蛍の光が幻想的なナチュラルブリッジの洞窟を連想させる。周りに散りばめられたカカオの粒が、食感と味のアクセントになり楽しい一皿。
ほかにも、「ラミントン国立公園」「ヒンターランド」「バーレイヘッズ」など、ゴールドコーストの人気スポットの名前が付いた料理を用意。見た目、香りがその場所をイメージさせる仕掛けになっている。訪れた事のある人には懐かしく、ない人も行きたくなるような極上ハーブ料理だ。リゾートの風を五感で感じてみよう。
『Kaori Tabi[Aroma Travel Restaurant]』は6月19日(火)まで、恵比寿のイタリアンレストラン「HERBA MONDO」でオープン。月~木は女性限定で30%オフの特別価格でKaori Tabiのメニューが提供される。また、石山氏が5つのリゾート地をイメージしてブレンドしたハーブティー『Kaori Tabi [Aroma Travel Tea Collection]』の販売も行う。