【インタビュー】EXILE AKIRA × カリスマカンタロー「さあ、決めようか世界一のダンサーを。」
この夏、 日本のダンスの歴史が変わる! 8月3日、国内最大級のソロダンスバトル大会「DANCE ALIVE」の世界大会「DANCE ALIVE WORLD CUP 2018」がさいたまスーパーアリーナで開催される。ダンサーの世界一を決める大会。国内外からトップダンサーが集結し、それぞれのダンスでぶつかり合う。「DANCE ALIVE」をけん引してきたカリスマカンタローと、EXILE以前から親交があるEXILE AKIRAに本大会について聞く。
「DANCE ALIVE WORLD CUP 2018」 8.3に開催
――「DANCE ALIVE WORLD CUP 2018(以下、ダンスアライブワールドカップ)」開催の経緯を教えてください。
カリスマカンタロー(以下、カンタロー)「2005年から始めた『DANCE ALIVE(ダンスアライブ)』の世界大会です。ダンスアライブはソロダンスバトルの大会で、基本は1対1。それぞれのダンスでぶつかり合います。大会を始めたのはダンサーのなかにしかなかった“バトル”という文化をもっと分かりやすく示したかったから。当時、格闘技のK-1をテレビで見ていて、これをダンスでできたらダンサーがダンスだけで有名になれるものを作れるんじゃないかとも思いました。ダンスバトルを一般の方にも見てもらいたいし、世界中の人が熱狂する、それこそサッカーのワールドカップのようなところまで持っていきたくて、それを使命としてやっていました」
EXILE AKIRA(以下、AKIRA)「いろんな時代の流れや環境の変化でダンサーが活躍する場が少なくなった時にダンスバトルだったり、発表会だったりイベントが増えたんです。でもカンタローさんはその前から、ダンサーが輝ける場所、本気になれる場所、スターになれる場所みたいなものを、LDHとは別の角度で作られていた印象があります」
カンタロー「ダンスアライブは、新木場のコーストから始まって両国国技館に会場を移して、今年で13回目の開催になります」
AKIRA「僕が直己(小林直己、EXILE/三代目J Soul Brothers)を初めて見たのは、コーストでしたね」
カンタロー「直己は2回出ているんだけど、1年目はベスト8、次が準決勝。2年目は1年目と変わってダンスはKRUMP。筋骨隆々で、すごい迫力だった!」
AKIRA「®AG POUNDで見ていて、面白いやつだと思って声をかけたんですよ」
カンタロー「それで、その次の3回目から国技館で、お客さんも5000人ぐらいに増えたんですけど、箱が大きくなりましたからスカスカでしたね。1年目は大赤字。次の年には赤字分もやりくりする形で協賛金を集めてました。その頃から、このイベントは世界一になるってやってました」